@article{oai:ryujo.repo.nii.ac.jp:00000216, author = {永見, 勇 and Nagami, Isamu}, journal = {研究紀要, Nagoya Ryujo (St. Mary's) College annual report of studies}, month = {Dec}, note = {本稿は保育の意味を二つの視座から捉え、その二つの意味をどのように関連づけ、意味づけるかを問いかけている。すなわち、科学的視座から把握する保育と、人と人との関係としての保育の立場から理解する保育である。科学的視座からの保育理解は、社会の制度的秩序を護り、社会人として段階的に成長すべき人のあり方に関わる保育理解の傾向が強い。それに対して、人と人との関係としての保育は、一人一人の子どもの存在の重さを把握する保育であり、それ故、曖昧で、多義的、かつ時間の流れで変化する動態性としての人のあり方に根ざした保育理解である。この二つの保育理解は、ときに論理矛盾を引き起こす可能性を持つ。科学的流れからは社会共通の営みや秩序という考えが色濃く出てくるが、人と人との関係からの保育は、秩序や共通という考えを離れ、一人一人の子どもに着目する必要があるからである。これら二つの保育の営みの構造的枠組みを吟味しながら、どのような場合、科学的視座からの保育が要求され、どのような場合、人と人との関わりとしての保育が求められているのかを問いかけた内容になっている。, 1, KJ00004666523}, pages = {1--11}, title = {保育とはどのような営みを意味するのか : 保育原理、科学的態度、人間の存在のあり方との関連で}, volume = {28}, year = {2006}, yomi = {ナガミ, イサム} }