@article{oai:ryujo.repo.nii.ac.jp:00000256, author = {永見, 勇 and Nagami, Isamu}, journal = {研究紀要, Nagoya Ryujo (St. Mary's) College annual report of studies}, month = {Dec}, note = {文科省や厚労省は幼稚園教育の目標や保育の原理を謳い、その内容に則したカリキュラムを設定している。保育士志望の学生はそれらのカリキュラムの受講を要求されている。国が設定する保育の理念は社会における幼児のあるべき姿を達成するための理念や価値を記述しているのではないか。社会を秩序立てしようとする立場からは、それらの理念は理解できる。しかし、人間一人一人の生命の始まりと、生命の神秘性という立場から保育の原点を考えるならば、幼児教育の原点は一人一人異なった能力と感性を持った子どもの多様性をまず認め、そのいのちの多様性を育むことの重要性も確認しておく必要がある。そのことを本稿で議論した。本学が主張するキリスト教教育の原点は社会における幼児のあるべき姿を育むのではなく、一人一人の人間の生命の神秘性とその多様性を尊重し、生命を育むことにあると思われる。, 5, KJ00005164979}, pages = {55--62}, title = {退任記念「最終講義」 いのちの始まりと人を育むこと}, volume = {30}, year = {2008}, yomi = {ナガミ, イサム} }