@article{oai:ryujo.repo.nii.ac.jp:00000316, author = {野崎, 真琴 and 小島, 千恵子 and 鬢櫛, 久美子 and 水落, 洋志 and Nozaki, Makoto and Kojima, Chieko and Bingushi, Kumiko and Mizuochi, Hiroshi}, journal = {研究紀要, Nagoya Ryujo Junior College annual report of studies}, month = {Dec}, note = {本研究は、本学紙芝居プロジェクトが2010年に実施した、幼稚園、保育所(以下;保育現場)における紙芝居の活用状況に関する調査研究から把握あるいは示唆されたこと踏まえ、保育者による紙芝居活用のより詳細を明らかにしようとする継続研究として位置付くものである。前回のアンケート調査結果から、紙芝居がほとんどの保育現場で活用されていることが明らかとなった。しかしながら、その一方で、紙芝居の特性を十分捉えた活用がなされていないのではないかということが推察された。そこで、本研究は、前回と同様に愛知県下の保育現場に勤める現職保育者を対象にアンケート調査を行い、保育における紙芝居の活用状況とともに、保育者の紙芝居に対する意識について明らかにすることを目的とした。この目的を達成するために、紙芝居に対する意識に関する質問項目別に幼稚園と保育所との比較、保育経験年数による比較、オリジナルな教材としての紙芝居の活用状況、といった視点からも調査・分析を行った。 その結果、ほとんどの保育者は、紙芝居への関心は高く、幼稚園、保育所ともに保育でよく活用されていた。また、紙芝居を演じる際、下読み、声の出し方等に気をつけるが、紙芝居についての情報収集をしていないため、知識は乏しく、紙芝居舞台はあまり使用されていないことが明らかとなった。さらに、保育者が紙芝居を作り、それを保育の中で演じて見せたり、子どもに紙芝居を作らせ、演じ方を指導したりすることは、全体としてはほとんど行われていないことが明らかとなった。以上のことから、紙芝居の特性を活かした活用がなされていない傾向にあることが示唆された。しかしながら、保育経験年数が16年以上の保育者については、他の群との比較において、高い得点を示していることから、この点についてのさらなる調査・分析は、今後の課題としたい。, 8, KJ00008358699}, pages = {87--96}, title = {紙芝居に関する保育者の意識と活用状況}, volume = {34}, year = {2012} }