@article{oai:ryujo.repo.nii.ac.jp:00000356, author = {柴田, 智世 and 尾上, 明子 and Shibata, Tomoyo and Onoe, Akiko}, journal = {研究紀要, Nagoya Ryujo Junior College annual report of studies}, month = {Dec}, note = {本研究では、キリスト教の福音紙芝居を保育に取り入れる際の一つの指針として、紙芝居作品の聖書に基づいた分析と、子どもに語る際の聖書からのメッセージの視点を示すことを目的として、新約聖書のなかから、「ザアカイ」と「放蕩息子」を取り上げた。その結果、共通して明らかになったことは、聖書に照らし合わせてみると、紙芝居の絵や物語の記述に物足りなさが感じられる箇所が見られたことである。こうしたことは、子どもに対して安易な知識を与えてしまう恐れがある。また本来は、子どもの想像力に任せて話のゆくえをイメージとして膨らませる楽しさや、子どもが物語の豊かな広がりを味わうことを阻止してしまうことも危惧されよう。しかし、保育者がそうした作品側の不備も掌握したうえで、聖書に忠実に子どもたちに語り、場合によっては適切な言葉を補う必要もあろう。いうならば、読み手は紙芝居の本文や絵を表面的に捉えるのではなく、聖書理解を要する教材研究に基づいて、福音的な観点から子どもたちに語ることが必要である。, 8, KJ00009664439}, pages = {71--84}, title = {キリスト教紙芝居における福音的観点からの考察 : 新約聖書を中心に}, volume = {36}, year = {2014} }