@article{oai:ryujo.repo.nii.ac.jp:00000384, author = {菊地, 伸二 and Kikuchi, Shinji}, journal = {研究紀要}, month = {Dec}, note = {アウグスティヌスが、ハドゥルメートゥムにある修道院に宛てて執筆した二つの作品のうち、二番目に著された『譴責と恩恵』を取り上げる。この作品は、キリスト教史において、いわゆるセミ・ペラギウス主義的傾向を有する人びとを対象に書かれたものであるが、この作品において、神の恩恵と人間の自由意志との関係が問題となり、罪を犯した人びとへの譴責の意味が明らかにされる。  本論文では、アウグスティヌスの最晩年に記されたこの作品において、いわゆる自由意志の問題が、人間存在の段階に即して理解されていることを確認するとともに、意志の有する自由がどのような形で顕わにされているか、ということを浮き彫りにする。}, pages = {55--63}, title = {「意志の自由」についてのアウグスティヌスの理解―『譴責と恩恵』を中心に―}, volume = {38}, year = {2016}, yomi = {キクチ, シンジ} }