@article{oai:ryujo.repo.nii.ac.jp:00000391, author = {芝田, 郁子 and Shibata, Yuko}, journal = {研究紀要}, month = {Dec}, note = {この研究は、実習の介護場面において認知症高齢者とのかかわりを取り上げ、そのコミュニケーションの特徴をみた。実習生はどのような場面に悩み、どのような対応をしているか、何を学んだか、また、コミュニケーションのどんな技法を使っているかを把握し、今後の授業や実習指導に役立てていくことを目的とした。介護場面は中核症状と行動・心理症状への対応の2つに分けられたが、行動・心理症状の場面がやや多く、内容は多彩であった。また、実習の後半になると中核症状への対応場面の取り上げが減少した。実習生の認知症高齢者のコミュニケーションの特徴は行動・心理症状に対しての対応をより難しいと感じている。さらに、①「否定」「押し付け」をしないで「受容」「安心」を与えること。②「行動の原因や理由」を考えること。③「説得」でなく「納得」してもらう方法を考えることの3つを注意し、技法は「閉じられた質問」による意思確認と安心感と納得を与える「情報提供・説明・助言」を使いながら、最終判断で「指示」を使い行動できるよう支援していることが分かった。  今後は実習生の実習指導に対する実習指導者との指導の統一や連携、巡回指導時のツールとしてのプロセスレコードの活用を考えたい。}, pages = {139--152}, title = {「介護実習Ⅱ」における実習生の認知症高齢者とのコミュニケーションの特徴―プロセスレコードの分析から―}, volume = {38}, year = {2016}, yomi = {シバタ, ユウコ} }