@article{oai:ryujo.repo.nii.ac.jp:00000395, author = {菊池, 理恵 and 野田, さとみ and Kikuchi, Rie and Noda, Satomi}, journal = {研究紀要}, month = {Dec}, note = {本研究では、保育者養成校における野外活動実習に焦点を当て、参加学生にどのような意識の変化がみられるのかを検討することを目的とした。具体的には、実習プログラムに関して学生の意識が、実習前(事前)と実習後(事後)においてどのように変化するのかを検証した。対象者は保育者養成コース1 年次授業履修者106名で、うち有効回答数は99名であった。学生の意識は、実習目的に沿って4側面12項目で量的に把握することとし、実習前後で質問紙による調査を行なった。尚、事後調査においては学生の率直な感想を得るための自由記述回答を追加した。実習目的に関連する項目については、事前事後でのスコア平均値を比較し、実後の自由記述についてはそれぞれの記述からキーワードを抽出し、その発現頻度をカウントした。分析の結果、実習目的に関連する項目については、12項目中2 項目にのみ変化がみられた。「五感の活用」と「自然を意識する」項目に関して、実習後で学生の意識が高くなった(5%水準で有意)。その他の項目については、殆ど変化は見られなかった。一方、事後の自由記述(感想)の分析からは、多くのキーワードが抽出され、学生が実習から多くの経験と感動を得たことを伺わせた。自由記述の回答は、尺度による量的な分析結果を補完する働きがあることを推察される。意識調査と自由記述の結果より野外活動実習は、保育者養成校の学生にとって効果あったと推測される。}, pages = {185--190}, title = {保育者養成校における野外活動実習の効果について}, volume = {38}, year = {2016}, yomi = {キクチ, リエ and ノダ, サトミ} }