@article{oai:ryujo.repo.nii.ac.jp:00000442, author = {菊地, 伸二 and Kikuchi, Shinji}, journal = {研究紀要}, month = {Dec}, note = {本論文では、キリスト教における人間理解を、4世紀の教父であるアウグスティヌスの『キリスト教の教え』序章を中心に考察する。 『キリスト教の教え』は、聖書をどのように解釈し、どのようにそれを伝えるか、ということを扱った著作であるが、その序章において、聖書の言葉を人間が人間に伝えていくことの重要性が指摘されている。言葉が人間から人間へと伝達され、理解されていくことを通して、言葉は、その両者のあいだで共有されることにより、愛が生じていくのであるが、まさしくそこにこそ、人間の人間たる所以があるのであり、そのような言葉を通して愛が深まっていくというところに人間存在の独自性が見出されるのである。}, pages = {13--23}, title = {アウグスティヌスの「人間」理解について―『キリスト教の教え』序章を中心に―}, volume = {40}, year = {2018}, yomi = {キクチ, シンジ} }