@article{oai:ryujo.repo.nii.ac.jp:00000446, author = {芝田, 郁子 and Shibata, Yuko}, journal = {研究紀要}, month = {Dec}, note = {本論文では、短期大学保育科の2年生を対象に自分自身の偏食を振り返り、育ちのどの時期に起こり、なぜ起こったかを把握し、保育者として学生自身は指導法をどのように考えているのかを明らかにし、保育者としてのよりよい食事指導を考える一助とすることを目的とした。学生の偏食の振り返りからは、偏食は誰にでも起こり、固定化しないものであることを再認識できた。しかし、誤った対応や指導により長引くことが少なくはないことも明らかになった。幼児期における食事の困りごとである偏食への指導法は、食育の視点を入れながら、嫌いなものを固定化しないための楽しい食事環境と調理の工夫、食に関する興味を抱かせる取り組み、月齢に合わせたいろんな食べ物との出会いの機会を増やすことなどが重要と学生が考えていることがわかった。この指導法により、食を営む力を持つ楽しく食べる子どもが育っていくと考える。しかし、すべての学生がそのように保育者としての食事の指導法を整理できたわけではなかった。したがって授業の展開としては、課題提出でなく、学生同士の討論を選択したほうが、他学生の意見を聞くなかで、食育の考え方が食事に関する諸問題解決に有効であると意識化できたのではないかと考える。}, pages = {79--91}, title = {幼児期における保育者の食事指導法を考える―保育科学生自身の偏食の振り返りと学生が考える指導法から―}, volume = {40}, year = {2018}, yomi = {シバタ, ユウコ} }