@article{oai:ryujo.repo.nii.ac.jp:00000447, author = {青山, 佳代 and Aoyama, Kayo}, journal = {研究紀要}, month = {Dec}, note = {本稿では、保育における「環境」という言葉に注目する。教育方法としての「環境」と保育内容(=経験内容)としての「環境」に関する研究成果を歴史的に整理することにより、保育における「環境」の捉え方について分析している。いくつかの歴史的検討を行い、1989(平成元)年の幼稚園教育要領が刊行される際に、倉橋がずっと言い続けていた幼児教育における環境の力の大切さが全面的に打ち出されたことが明らかとなった。同時に新たな領域名「環境」も出現することになる。教育方法の環境と、経験すべき保育内容の環境は切り離せない関係にある。もちろん、保育に携わるものとしては、その意味合いの違いは理解しておかなければならないが、その両者の曖昧さを大切にしながら、保育者は、子どもたちに対して(保育方法である)環境を掌握しながら、子どもたちに経験して欲しい環境(=保育内容)を提供し続けていくべきと考えられる。}, pages = {93--104}, title = {保育における「環境」の捉え方―保育内容「環境」の史的変遷に着目して―}, volume = {40}, year = {2018}, yomi = {アオヤマ, カヨ} }