@article{oai:ryujo.repo.nii.ac.jp:00000449, author = {内山, 尚美 and Uchiyama, Naomi}, journal = {研究紀要}, month = {Dec}, note = {幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領の3 法令では、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」が提示されており、その中の一つに「豊かな感性と表現」がある。子どもの音楽表現活動を援助するために必要とされる保育者の音楽能力は、音楽表現活動において「歌う活動」をサポートするための子どもの歌の弾き歌いや伴奏の力であると考える。そこでピアノによる伴奏表現力を育成するために、コード伴奏についての授業実践に取り組んだ。この授業実践を通して、ピアノ初級者から上級者に至るさまざまなレベルの受講生において、伴奏形態の変容がみられた。その中でも対旋律型の伴奏はゆとりを生じるため、余裕をもって豊かな表現を行うことができ、簡易な伴奏でも楽曲の世界に合わせた伴奏形を作成しようとする姿勢がみられた。そしてピアノ上級者は、伴奏と歌唱の表現が一体となった弾き歌い表現を深化させる様子がうかがわれた。このような姿勢は、音楽を媒体や手段として伝えたい内容へと意識を促すことができ、更に子どもの些細な表現を受容し、子どもの表現を広げる力の育成へと繋がるのでは無いだろうか。この実践を通して受講生が作成した伴奏の変容は、楽曲に対する意識変化の表れであると推察される。}, pages = {123--134}, title = {領域表現における伴奏表現力の育成―コード伴奏による授業実践を通して―}, volume = {40}, year = {2018}, yomi = {ウチヤマ, ナオミ} }