@article{oai:ryujo.repo.nii.ac.jp:00000470, author = {芝田, 郁子 and Shibata, Yuko}, journal = {研究紀要}, month = {Dec}, note = {本論文は、幼老統合ケアの実践を通して、教職実践演習のテーマである「多世代交流・共生を考える」を目指し、学生一人ひとりが何を学び、どう変容し課題を見つけたかを明らかにする。そして、幼老統合ケアの活動方法の改善も含め、教職実践演習のあり方を考えるものである。  まず、学生は世代間交流である幼老統合ケアは、子どもと高齢者双方にとって良い影響があると感じた。異質性の大きい多世代との交流は新しい発見や刺激が多く、生活を豊かにし、人格形成に大きく影響すると学生は学んでいる。その結果、共生についても「いろんな人がいることが当たり前」であり、「生活が豊かで楽しくなる」と考えている。  次に、学生は子どもを力ある存在と認め、保育に正しい保育があるわけでなく、自分らしさを失わないその子に適した保育を考えることが重要であるとの保育観を持つように変化した。  さらに、教職実践演習においては学生の意見も取り入れ調整しながら、このテーマを継続していくことが活動効果を高めると考えた。活動の場は幼老統合ケアの実践を重ねてきている施設であるため、蓄積するノウハウは確かなものである。学生の自主性や主体性を損なわず、保育者としての資質確認ができるようにして いきたい。}, pages = {117--134}, title = {教職実践演習にみられる短期大学保育科学生の学びと変容―幼老統合ケアの実践活動を通して―}, volume = {41}, year = {2019}, yomi = {シバタ, ユウコ} }