@article{oai:ryujo.repo.nii.ac.jp:00000481, author = {山本, 聡子 and Yamamoto, Satoko}, journal = {研究紀要}, month = {Dec}, note = {本稿では、幼稚園教育の歴史の中で、言葉に関わる保育内容は「徳育・しつけ重視」から「子どもが楽しむもの」へ、保育者が話して聞かせるだけでなく子どもも話す、子ども同士が話し合うなど双方向の関わり重視へ、「正しい言葉を身につける」ことから「話したい意欲」重視へと幾つも大きな変化を遂げた。その中で昭和中期には実際にどのような保育内容が取り入れられていたかを名古屋柳城短期大学の附属幼稚園である御器所幼稚園の保育日誌よりまとめた。  その結果、保育の計画に基づいて、あるテーマを伝えるために、「Conversation」を中心にして「Storytelling」も取り入れ、保育者からの話や子どもの実体験をもとにした話し合いを重ねて、土曜日にそれらのまとめをおこなうことが基本的な流れとなっていたことがわかった。話すために、実物や図版などを話の参考にしたり、童話や視聴覚文化財をまとめに用いてイメージしやすくしたりする工夫が見られた。また、話の展開や解釈、取り上げる題材にキリスト教主義ならではのものが見られた。  季節や行事、子どもの生活や興味関心に合わせて指導計画を丁寧に立てた上で、子どもが楽しんで興味を持って聞けるよう話が展開されていたことが日誌から推察できた。}, pages = {259--277}, title = {昭和中期のキリスト教主義幼稚園の保育実践―保育内容「言葉」に着目して―}, volume = {41}, year = {2019}, yomi = {ヤマモト, サトコ} }