@article{oai:ryujo.repo.nii.ac.jp:00000521, author = {青山, 佳代 and Aoyama, Kayo}, journal = {柳城こども学研究, Ryujo Child Studies}, month = {Mar}, note = {本稿では、まず官立の東京女子師範学校保姆練習科の教育課程と、その後設立されたA.L.ハウによって設立されたキリスト教系保育者養成機関である頌栄保姆伝習所の教育課程の比較検討を行なった。この検討の中で官立の保姆練習科は恩物の取扱い方法を重視した養成方法であることが明らかとなった。それに対して頌栄保姆伝習所は、恩物の取扱だけではなく、フレーベルの哲学までをしっかり学ばせるように、恩物だけではなく、『母の遊戯及び育児歌』も活用されていたことが明らかとなった。それ以後、キリスト教系の保育者養成機関では、頌栄保姆伝習所の教育方法を参考していることが明らかとなった。さらに本稿では、これまでの研究ではあまり注目されてこなかったキリスト教系保育者養成機関である柳城保姆養成所の保育者養成の実態と特質に注目して分析してきた。ヤングによって柳城保姆伝習所として始められた柳城保姆養成所は、ボーマンが校長に着任したときに充実期を迎えた。ボーマンは、寄宿舎制によるキリスト教主義の保育者養成を重視した。なかでも実習指導に対して、付属園の活用方法や養成校と実習園との連携など、かなり体系的な教育方法を取り入れていることが明らかとなった。}, pages = {35--51}, title = {幼稚園草創期から昭和初期における保育者養成に関する検討―柳城保姆養成所の教育内容とその周辺―}, volume = {4}, year = {2021}, yomi = {アオヤマ, カヨ} }