@article{oai:ryujo.repo.nii.ac.jp:00000531, author = {後藤, 由美 and Goto, Yumi}, journal = {研究紀要}, month = {Feb}, note = {近年、子どもを取り巻く環境は大きく変容し、少子高齢化、グローバル化や情報化といった急速で予測困難な時代の中で子どもたちに求められる課題が増えている。2017年に「幼稚園教育要領、小中学校学習指導要領」、2018年には高等学校学習指導要領の改訂を行い、「持続可能な社会の創り手」の育成を明記した。持続可能な社会の創り手として必要な力を育むESD・SDGs活動は乳幼児期の保育に重要な役割を担っているといえる。そこで本研究では、保育者養成校における授業科目である保育内容指導法「環境」においてESD・SDGs活動の視点とその有効性を明らかにすることを目的とした。その結果、以下のことが明らかとなった。 \n・子どもを取り巻く現代的課題の一つとしてESD・SDGs活動を位置づけ、持続可能な社会を実現していくことを目指して行う学習・教育活動であることを理解し、どのように保育に生かせるかを検討する。 ・ESD・SDGs活動は、子ども達の主体的な活動であり、自由な発想や活動や遊びの「つながり」が大切である。さらに計画的かつ継続的に行えるよう配慮をし、自然環境や周囲の施設、伝統文化や地域の生活など地域の教育資源を見直し活用していく。    以上の結果を踏まえ、保育指導法「環境」におけるESD・SDGs活動の新たな展開を期待するとともに、より多くのESD・SDGs活動の実践を行うことで、持続可能な社会の創り手を育む一歩としていきたい。}, pages = {87--95}, title = {保育内容指導法「環境」におけるESD・SDGs 活動の展開}, volume = {43}, year = {2022}, yomi = {ゴトウ, ユミ} }