@article{oai:ryujo.repo.nii.ac.jp:00000538, author = {豊田, 和子 and 清原, みさ子 and 寺部, 直子 and 榊原, 菜々枝 and Toyoda, Kazuko and Kiyohara, Misako and Terabe, Naoko and Sakakibara, Nanae}, journal = {名古屋柳城女子大学研究紀要}, month = {Feb}, note = {本稿では、戦後の『保育要領』が出されて間もない時期にカリキュラムを作成していた3 師範学校附属幼稚園の場合を取りあげて、その作成経過、形式、単元・主題等と保育内容の「見学」についてその特徴を検討した。その結果、以下の3 点が明らかとなった。   1. 作成過程における『保育要領』の受け止めについては3 園とも理解を表明しているが、カリキュラムの反映には差があった。明石プランでは戦前からの独自なコア・カリキュラムの発想で作成され、徳島プランは『保育要領』の12 項目を忠実に取り入れようとしていた。奈良女保育計画には『保育要領』はほとんど反映されていなかった。   2.カリキュラムの形式の特徴と単元・主題等に関しては、明石プランは単元を中心とした「楽しい幼児の生活」で構成され、徳島プランでは月別の計画で単元・小単元展開の形式となっていた。奈良女付属保育計画は保育主題を中心としたものであるが、保育内容は細かく分けられ、「体育」という独自のものがあった。「集団生活」をあげているが、内容は従前の域を出るものではなかった。   3.「見学」については、明石と徳島は、園外に出かけて体験する活動を重視していたが、奈良女保育計画には記述が少なくあまり重視されていなかったといえる。このように、戦後間もない時期の3 師範大学附属幼稚園のカリキュラムづくりに関して、園の独自性が明らかとなった。}, pages = {15--32}, title = {昭和20 年代の保育カリキュラムづくりに関する実証的研究(3)―3 師範学校附属幼稚園の場合―}, volume = {2}, year = {2022}, yomi = {トヨダ, カズコ and キヨハラ, ミサコ and テラベ, ナオコ and サカキバラ, ナナエ} }