@article{oai:ryujo.repo.nii.ac.jp:00000547, author = {豊田, 明子 and 山本, 聡子 and Toyoda, Akiko and Yamamoto, Satoko}, journal = {名古屋柳城女子大学研究紀要}, month = {Feb}, note = {本稿は、名古屋柳城女子大学・名古屋柳城短期大学幼児教育研究所が子育て支援事業として実施した「軽度難聴児支援紙芝居プロジェクト」を題材に、その取り組みの過程で得た知見や考察をまとめたものであり、とくに紙芝居の制作を進めていく際に表出した依頼者とその家族の思い、多様な専門性をもつ教員らの気づきや学びに焦点化し、今後、子育て支援活動の一形式として紙芝居制作に取り組む場合に配慮すべき事項について検討した。  紙芝居は、ことばと絵が一体となって、観客である多くの人々の間に理解と共感を生み出すメディアであり、本プロジェクトではその特性を存分に生かせるように配慮をして紙芝居制作にあたった。とくに脚本作成や作画の際には、想定される観客に最も伝えたいメッセージに焦点を当てることによって、ことばと絵を削ぎ落していったが、この工程における対話が多様な観客をいきいきとイメージすることに繋がったといえる。  また紙芝居の制作過程を通して、1)時間を区切ることが生む駆動力と具体物のもつ力、2)対話を促すツールとしての紙芝居制作の可能性、3)漠然とした不安を絵と言葉で表現することの意味、仲間とともに考えていくことの重要性、の3点が析出された。}, pages = {149--165}, title = {紙芝居制作を通した軽度難聴児と保護者の支援―共につくるメッセージとしての絵とことば―}, volume = {2}, year = {2022}, yomi = {トヨダ, アキコ and ヤマモト, サトコ} }